つれづれ昆虫採集日記

沖縄編 平成20年6月23〜26日

 梅雨明けした沖縄本島を訪ねてきました。空港から一歩踏み出すとさすがに暑い!
 名護に着くと早速セミの声に迎えられました。ニイニイゼミを一回り小さくしたクロイワニイニイの声、まるで踏み切りの警報機、「カンカンカン」と聴こえて来るのはオオシマゼミ。そして今回のお目当てオキナワヒメハルゼミの大合唱。その他、滞在中には出始めのクマゼミやリュウキュウアブラゼミの声も聴く事ができました。トンボもだいたい出揃っており、山道の上を悠然と往復するヤブヤンマやカラスヤンマ、清流にはリュウキュウハグロトンボのブルーに輝く翅が美しい。水草の繁茂する池の上ではオオキイロトンボが舞い、パトロールするリュウキュウギンヤンマの雄姿も見ることができました。甲虫類では鞘翅を輝かせ低く飛び交うリュウキュウツヤハナムグリ、梢の上をゆったり飛ぶのは美しいオオシマルリタマムシ、夜の電灯には大きなタイワンカブトのお出ましだ。そして真打の蝶、低空を滑空するカバマダラ、青い翅を輝かせて飛び去るオキナワカラスアゲハ、真っ青な空をバックに力強く羽ばたく白い蝶はフタオチョウ、流れの枝にたたずむコノハチョウ、そしてこの島の夏空に一番映えるのはやはりツマベニチョウ(写真右)でしょう。
 一時、街の喧騒を離れ、心解き放たれて虫と過ごした旅は、またまた素晴しい思い出を私に与えてくれました。                           昆虫科 岡本俊治
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吸水にきた
クロアゲハとナガサキアゲハ
アオスジアゲハ
大阪ではこんな数を
一度に見ることはない
アオタテハモドキ
広げた翅は
中世の世界地図模様
オオシロモンセセリ クロイワニイニイ オキナワヒメハルゼミ
アカナガイトトンボ 雌雄 カラスヤンマ 雌雄 リュウキュウハグロトンボ
コシブトトンボ カラスヤンマ 雌
雌はカラスの様に翅が黒い
リュウキュウツヤハナムグリ

シニア自然大学 昆虫科