台風一過。朝方まで雨でしたが、きれいな、抜けるような青空になりました。前日まで9月の観測史上最低の11月中旬の気温だったせいか、アメリカフウが色づきはじめています。心なしか桜も多少赤いでしょうか。
 オミナエシの花は終りかけ、実のなる時期です。実を食べ、実の汁を吸う昆虫が集まっています。そしてその昆虫を食べる昆虫も。
 チョウの産卵をよく見かけました。ツマグロヒョウモンはスミレ、ヒメアカタテハはヨモギ、キタキチョウはハギに。
 歩いていると、ハリガネムシを見つけました。明るいところで撮ろうと、石の上に置くと、熱かったのか、見る見る体をよじり絡まっていき、ト音記号のようになってしまいました。どこまで絡まるのか観てみたいとも思いましたが、かわいそうになり水溜りに入れてやると、上手に解けてもとの針金に戻りました。まるで形状記憶合金のようでした。
 これからの季節、一雨ごとに秋も深まり、昆虫も冬越しの準備に忙しくなるのでしょう。

以下の写真はクリックすると少し大き目の写真を見ることが出来ます
ミツバチ アカハラヤドリキバチ コカマキリ
オンブバッタ 雌雄 ツユムシ ♀ コカマキリ
クサカゲロウsp幼虫
ゴミを付けてカモフラージュ
テントウムシsp幼虫 ダンダラテントウ
ツマグロキンバエに
寄生したハチの繭
ベッコウバチsp キゴシハナアブ
イチモンジセセリ キタキチョウ雌雄 ツマグロヒョウモン雌 産卵中
ハラビロカマキリ
 カマキリのおなかの中から出てくるハリガネムシ。その一生は偶然の積み重ねです。カマキリのおなかから出たハリガネムシは、水の中に棲み産卵します。その卵が付着したウジやメダカなどをトンボのヤゴが食べます。ヤゴは体内にハリガネムシの幼虫を寄生させたままトンボになります。そのトンボを食べたカマキリの体の中でハリガネムシは大きく育ちます。そしてこの時期、カマキリを水辺に誘導し(喉が渇いて水が飲みたくなるようにするとのこと)、水の中に戻るといわれています。親になり水中に戻る確率はいったいどれくらいなのでしょうか。水中・空・陸と、寄生してではありますが、地球環境のすべてのステージを生き抜きます。
アキアカネ
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シニア自然大学 昆虫科 金子 留美子

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アニメは
「ぱたぱたアニメ館」url:http://www.pata2.jp/index.htmlよりお借りしました