「福寿園」&「積水ハウス」研究所見学会

■日時:2008.5.8(金) くもり
■場所:近鉄高の原駅下車歩15分
     京都府木津川市 ハイタッチ・リサーチパーク
     (1)(株)福寿園CHA研究センター
     (2)積水ハウス(株)総合住宅研究所「納得工房」
■参加者:環境科38名
関西文化学術研究都市の一角、ハイタッチ・リサーチパークにある2つの研究施設、「福寿園CHA研究センター」と「積水ハウス総合住宅研究所納得工房」を見学する。
“ハイタッチ”とは、“人間の感性”を視点にテクノロジーの有効活用を図ることであり、また、地球環境や自然生態系との共存をも視野に入れた、より豊かな人間社会の創造を目指すものである。

(株)福寿園CHA研究センター
(10:20〜12:10)

日本の心と生活を支えてきたお茶。「伊右衛門」のブランドで一躍有名になった京都「福寿園」のCHA研究センターを訪ねる。
福寿園の歴史は古く、1790年(寛政2年)の創業。大阪・神戸に通じる木津川の船着場として、また大和・伊賀街道の交叉地として諸物の集散地であった山城国上狛(現京都府木津川市山城町)に福井伊右衛門により茶商として始まる。

CHA研究センター

ガイダンスはビデオで(茶の分類)

日本全国の茶を栽培する茶庭園
福寿園CHA研究センターは、創業200周年記念事業として1990年に設立され、多角的な茶の研究・試作実験を行っている。“CHA”とは、文字通り茶(チャ)であると同時に、文化(Culture)、健康(Health)、快適さ(Amenity)を意味し、新しい“ティーライフ”の創造をめざしている。

温室栽培の玉露

研究・試作設備

抹茶一服
福寿園や研究センター紹介ビデオ上映のあと、女性ガイドの案内で、日本全国の茶を栽培している「茶庭園」、品種別の「研究茶園」、館内の研究・試作設備、世界のお茶展示室を見学し、茶室で抹茶一服体験@500をする。新茶の季節とあって、帰りには茶庭園で茶摘体験をする。

世界のお茶陳列

茶摘
お土産は自分が摘んだお茶。ビニール袋いっぱいに摘んでも湯飲み茶碗一杯分にしかならないという。お茶の製法やその歴史、文化を知る見学会であった。
薫風や伊右衛門製す福寿園        幸子

一服の茶に和みおり若葉の香       二三弥

あちこちにやさしき音の茶摘かな     みのる
                           
                             

積水ハウス(株)総合住宅研究所「納得工房」
(13:10〜15:00)

積水ハウス(株)総合住宅研究所「納得工房」は、「理想の住まい」を発見するために、視覚情報だけでなく、手で触れたり、からだで感じとるなど五感をフルに活用し、「知る」「わかる」「納得する」というプロセスで、立体的なイメージを組み立てていくことのできるように工夫された体験学習施設です。

3班に分かれて専任女性ガイドが案内

車椅子体験(イメージ)

見学後のアンケート記入
1F:間取りや内外装  2F:防災、防犯、キッチンなど  3F:生涯住宅、照明、省エネ設備  4F:地球環境への配慮、など体験施設が並ぶ。
本日は3班に分かれて、2F〜4Fをまわる約1時間半の見学でしたが、筆者の所属する第3班では、以下のとおりでした(見学順)。
 3F:生涯住宅コーナー
   高齢者と若者との視聴覚の差異体験
   白熱電球/蛍光灯/LED照明
   太陽光パネル/ヒートポンプ/エコキュートなど省エネ設備
 2F:防災コーナー
   震災に備えての、蓄電システム/雨水貯水装置/ストックシェルター/自動消化器
 4F:地球環境
   CO2削減のための植樹/太陽光発電パネル(屋上)/断熱ガラス窓
すべて見て、体験して回るには2泊3日もかかるというから、全体の10の1ほどを見学したに過ぎなかったようです。その中でも、特に生涯住宅での、老化体験、車いす体験などに関心が向いたのではないでしょうか。反省会では、車椅子生活ってこんなに大変なものとは知らなかったの声が聞かれました。皆さんそれぞれに納得できたものがあったことと思います。(館内撮影禁止)
4F建ての建物に囲まれた中庭には、創立30年を記念して30段に積まれた石段のモニュメントが立つ。年間見学者3万5千人。

俳句は鈴木さん、秋山さん、浅田さんから提供いただきました。                        写真・編集 平山

企画担当:古川 浩

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