UP 2008.2.19 HRY

三井化学(株)大阪工場見学と堺史跡散策

■日時:2008.2.15(金)
■集合:南海本線羽衣駅 9:45、送迎バス乗車
■場所:高石市 三井化学(株)大阪工場/堺市の史跡
■参加:環境科32名
三井化学(株)大阪工場見学10:00〜12:15

スケジュール

 9:50〜10:00 羽衣駅→三井化学大阪工場 送迎バス
10:05〜11:00 工場概要、環境保全の取組み説明
11:00〜11:40 展示室、工場見学(バス)
11:40〜12:15 質疑応答・意見交換
12:20〜12:30 三井化学大阪工場→羽衣駅 送迎バス 
大阪の中心部から南に15km、関空から北へ25kmの堺泉北臨海地区中枢にある三井化学(株)大阪工場を訪問しました。敷地約155万u、従業員約1070名、10万トン級の大型桟橋を持つ工場は、国内最大の30万トンエチレンプラントを中心に、約40の石油化学、アンモニアなどの大型プラントで石油化学品(樹脂、塗料、接着剤、薬品等の原料)を生産しています。

三井化学(株)大阪工場(会社案内より転載)
工場幹部から、工場概要、環境保全・防災などの説明を受けたあと、女性ガイド乗車の専用バス2台に分乗して構内を見学する。大小のプラント、排水・排煙処理施設、大型桟橋、フレアスタックなど約30分間の見学でしたが、その中で石油コンビナートに特有の常時「炎」を出している高い塔は、「フレアスタック」といい、工場の排ガスや余剰ガスを集めて、常時燃焼させるためのものであることが理解できました。

煙突の空に届きて冬うらら     みのる

工場概要説明と製品展示室
工場見学は専用バスで(構内撮影禁止)
嘗て、大気汚染など公害企業の典型のように云われた石油化学コンビナートですが、産業廃棄物の削減、化学物質の排出削減、NOX、SOXなど大気汚染物質、COD、窒素など水質汚濁物質の削減に取組み、法定値をはるかに下回る値に管理されており、また大気汚染物質の排出値は常時大阪府に通報され、その監視下にあるとのことです。また、地震・火災などの防災体制では、自衛消防隊や工場内に縦横に走る消火配管、要所に泡消火剤タンクが配置されていることが目を引きました。環境保全、保安・防災に並々ならない努力を重ねていることが分かります。
見学後の質疑応答では、工場緑化、大気汚染物質の削減推移、フレアスタックの排出ガスの再利用、工場排水の循環利用、太陽光発電の可能性、震災時の対応など、質問や意見が相次ぎ、予定時間をオーバーするほどでした。

玄関で集合写真
訪問にあたり、工場幹部の皆様の出迎え、工場概要説明、工場案内、送迎バスの手配など大変お世話になりました。ありがとうございました。

工場に美人のガイド冬ぬくし     みのる

堺・史跡散策13:20〜15:20

堺市は、仁徳天皇稜をはじめとする100基以上の古墳群と、「黄金の日々」と謳われたように南蛮貿易で莫大な富を築き、香り高い文化を育んだ歴史の町として有名です。本日は観光ボランティアの案内で、主に市北部の寺社や鍛冶屋敷などの史跡を巡りました。
コース:堺駅→開口神社→菅原神社→堺刃物伝統産業会館→妙国寺→本願寺堺別院→山口家住宅→鉄砲鍛冶屋敷→七道駅
                 開口神社
旧堺市内唯一の式内社で海の神様として知られ、住吉大社の
奥の院といわれている。
                 菅原神社
菅原道真自作の木像が堺の浜に漂着し、それを祀ったことが
始まりといわれている。我が国最初の薬の神様が鎮座。
             堺刃物伝統産業会館
プロ用包丁の9割を占める堺打刃物。刃物製造工程や歴史、
地場産品の展示即売あり。長大な鮪切りが印象的。
                  妙国寺
境内の大蘇鉄は織田信長の所望で安土城に移植されたが、
毎夜堺に帰りたいと泣いたので再び返されたという伝説がある。
大小の刃物並びて冬冴ゆる     みのる
                 ツメレンゲ
民家の屋根のツメレンゲ。ベンケイソウ科イワレンゲ属
絶滅危惧種です。何故ここに?
                本願寺堺別院
堺最大の木造建築で、明治4年から10年間、堺県庁として使用
された。境内に保存木の大イチョウがある。
                山口家住宅
江戸初期の町屋として、全国的に貴重な民家で、重文指定。
内部非公開
                鉄砲鍛冶屋敷
戦国時代、堺は日本一の鉄砲生産地でした。我が国唯一の
現存する江戸時代の鉄砲鍛冶工場。
                 
               早春の本堂前の晶子歌碑

               つちふるや伝統刃物の古街道    二三弥
                   
俳句は鈴木さん、浅田さんから提供いただきました。     文・写真 平山
企画担当:小林 薫

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