舞洲スラッジセンターと舞洲工場見学
UP 2007.5.22 HRY
| ■日時:2007.5.18(金) うす曇 ■場所:大阪市此花区 舞洲(JR桜島からバス) ■参加者:28名 |
大阪市営の下水汚泥処理施設(舞洲スラッジセンター)とゴミ焼却施設(舞洲工場)を見学する。巨大遊園地と見まごう両施設の外観は、ウイーンの芸術家フンデルトバッサー氏の設計になるもの。総工費1400億円を投じた斬新なデザインの処理施設は、とかく批判の的ですが、260万人の大阪市民がそれだけの用水やゴミを排出していることにほかならないのです。皆さんはどうお考えになりますか。環境科員必見のアイテムです。
舞洲スラッジセンター(10:20〜12:10)
大阪市の下水汚泥の最終処分施設(H16年竣工)です。一般家庭からの排水(台所、風呂、トイレなど)と雨水は下水処理場で浄化され、残った汚泥は焼却後、灰として埋め立て処分されます。スラッジセンターでは、下水処理場の排出汚泥を1500度の高温で溶融し、「溶融スラグ」にします。スラグは建設資材などに利用され、埋め立てが不要になります。現在大阪市内8ヶ所(全12ヶ所)の下水処理場と汚泥圧送管で結び、1日450tの汚泥を処理しています。下水処理場とスラッジセンターの関係はここをクリック。
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スラッジセンターの正面。煙突の色は大阪湾、赤の縦じまは燃焼の炎をイメージしている。自然界には直線や同一物は存在しないことから、窓や柱はすべて異なり、曲線を多用、建物を取り巻く植木も斜めに植えられ、自然との調和を図っているという。
![]() エントランス |
![]() 大阪市職員から施設概要を聞く |
![]() 汚泥は最終的にスラグ(体積1/25)になる |
![]() 水分97%の汚泥は遠心脱水機で水分80%へ |
![]() 溶融炉が4基 |
![]() 敷地内に遊歩道やせせらぎを整備 |
舞洲工場(13:00〜14:50)
大阪市のゴミ焼却及び粗大ゴミ破砕施設(H13年竣工)です。粗大ゴミは破砕後可燃ゴミと鉄・アルミに分別し、鉄・アルミは回収リサイクルへ。可燃ゴミは焼却炉2台で焼却する。焼却能力は900t/日、粗大ゴミ破砕能力は170t/日ということです。焼却灰は夢洲の埋め立て処分場へ運搬される。900度の高温で燃焼のためダイオキシンは国家基準の5%以下、蒸気や余熱は発電に利用している。
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年間見学者は約15000人。外国人見学者も1割以上を占め、最近は中国、韓国からの修学旅行生が多いそうです。見学ルートに沿って、随所にガイド用のビデオが配置され、小中学生にも分かりやすいように工夫されています。ゴミの削減には3R(Reduce、Reuse、Recycle)が重要ですが、もっとも簡単で効果的なのは必要のないものは買わない「Reduce」です。
![]() 大阪市職員から施設概要説明を聞く |
![]() 見学コースの随所にガイドビデオがある |
![]() ゴミ投入扉9ヶ所 |
![]() ゴミピットからクレーンで焼却炉へ |
![]() 余熱で発電、出力32000KW |
![]() ベランダや窓にも植木が |
![]() 舞洲スラッジセンター正面玄関で |
![]() 舞洲工場3F屋上庭園で |
企画担当:三原光生 長谷川清満