唐招提寺金堂・平城宮大極殿復元工事見学
2006.10.23 HRY
 ■日時:2006.10.20(金)
 ■場所:奈良市
      唐招提寺 近鉄西の京 歩15分
      平城宮   近鉄西大寺 歩15分
 ■参加者:35名
平城遷都(710年)後1300年(2010年)記念事業として、唐招提寺金堂、平城宮大極殿共に復原工事が進められています。環境科安部さんのご案内で、唐招提寺は3度目、平城宮大極殿は初めて、保存修理現場を見学しました。


唐招提寺

唐招提寺は、唐の高僧・鑑真大和上により天平宝字3年(759)に創建されました。井上靖氏の小説「天平の甍」の呼び名で親しまれている「金堂」(国宝、1998年世界文化遺産登録)は、平安・鎌倉・江戸・明治時代と過去4回の大修理を経て、100年ぶりに「平成大修理事業」が始まりました。この度の修理は、創建以来初めての大修理であるとともに、現代の建築技術の粋を結集したものです。昨年、一昨年に引き続き、奈良県教育委員会事務局文化財保存事務所唐招提寺出張所の方のご案内で修理現場を見学しました。

唐招提寺金堂模型での修理内容説明

金堂屋根(桔木)の組み立て


今後の予定

      *2007.3月には屋根葺工事完了予定
        (この為、来年は一般公開はしない見込み)
      *2008.4月素屋根(金堂全体を覆っている仮設建物)解体着手
      *2009.4月諸仏搬入着手予定
      *2010.6月保存修理工事完了予定



金堂素屋根入口前で




平城宮大極殿

平城宮は710年から784年までの奈良時代の都です。広さは120万平方メートル余、東南隅には東院庭園が、南端中央には朱雀門がそれぞれ復原され、西北隅には平城宮跡資料館、また北端中央部には遺構展示館が設けられています。平城宮跡は埋蔵文化財ということで唐招提寺と同じ1998年(平成10年)に世界遺産に指定されました。
 大極殿は2001年(平成13年)に復原工事に着手し、現在は、木材の加工・組立工事等が順次進められ、来年夏頃迄には屋根が完成するとのことです。完成は2010年(平成22年)の予定です。文化庁文化施設企画部の方のご案内で修理現場を見学しました。

平城宮跡第一次大極殿復原工事現場

文化庁職員による復原説明


大極殿小屋組み完成前



修理現場で
企画担当:安部 武

写真は安部様から提供いただきました。


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