2006.9.25 HRY
関西電力 大飯原子力発電所見学
●日時:2006.9.22(金)
●場所:福井県おおい町   
●参加者:41名       
●交通:関西電力 貸切りバス
我々の家庭の電力の約50%は原子力発電によるものです。そのうちの半分の電力を供給しているのが関西電力大飯発電所です。福井県若狭湾沿岸には高浜、美浜、大飯の発電所があり、計11基の原子力発電施設があります。関西電力北大阪支店、山下、楠田両氏の引率のもと、大飯発電所を見学しました。

大飯原子力発電所(配付資料から転載)
大飯発電所は福井県おおい町にあり、188万uの敷地に4基の加圧水炉型原子力発電施設を有しています。総出力471万KW、50万ボルト4回線で近畿地区に電力を供給しています。発電所の入口には原子力発電のPRのための Lパーク「おおいり館」があり、ここで映像や実物模型を使っての発電の仕組みなどを勉強します。見学者数は80万人を越えたとのことです。

Lパーク「おおいり館」

おおい町と原子力発電の紹介(ウェルカムホール)

原子炉実物の1/3模型(原子力シアター)

2Fから原子炉を見下ろす

発電所内部の映像(レストシアター)

氏名を確認しながら入場許可証を渡す
Lパーク「おおいり館」から、発電所の見学に出発しますが、9.11テロ以来、警備が厳重になり、発電所内部の見学はできません。見学バスに乗車のまま、構内を周回見学する。一人ひとり、氏名を確認しながら許可証を手渡し、ゲートでは保安係員がバスに乗り込んできて許可証をチェックする徹底振り。

構内見学バスに乗り込む

見学バスで(ここから先は撮影禁止)

高さ66mの4基のドーム型原子炉格納庫、タービン建屋、海水取水口、海水淡化設備、開閉器、排水口などを見学(構内撮影禁止)。従業員数は、常時2000人(社員500人、協力会社1500人、うち半数は福井県出身者)で、ピーク時は3500人体制で設備の維持に当たっています。

参加者41名、2列目右端が関西電力山下氏

日本のエネルギーは石油、天然ガス、石炭など96%が輸入に依存しています。資源小国のわが国にとってエネルギーの安定確保が重要課題ですが、原子力は重要な選択伎です。地球環境問題からもCO2排出の少ないクリーンなエネルギーとして、世界中が原子力発電に注目しています。
大飯発電所は運用開始から27年経過しています。耐用60年、安全対策は万全と言いつつも、事故の続く実態に不安感を払拭できないのは私だけではないと思います。

舞鶴引揚記念館

道すがら、東舞鶴の引揚記念館を訪問する。舞鶴は、昭和20年から13年間にロシア抑留者を始め中国大陸から、66万余りの引揚者と1万6千の遺骨を受け入れました。館内には、シベリア収容所の長い抑留生活や、引揚の様子を展示しています。いまだ還らぬわが子、夫を待つ婦人の姿を歌った「岩壁の母」に涙を誘われます。

ロシア抑留生活

引揚げ船 興安丸

岩壁の母
「引き揚げ」。シニアの我々には、脳裏に深く刻み込まれていますが、戦争を知らない世代の増加と共に忘れ去られようとしている言葉です。戦争の悲劇と平和の尊さを忘れないように、この史実を後世に伝えていかなければならないと思います。

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